現在の恋愛に不満を抱いているにもかかわらず、相手に対して別れを告げることができない…そのような経験をしたことがある人は少なくないでしょう。
しかし「自分の意思が弱いから…」と落ち込む必要はありません。冷静に状況を分析し、自身の気持ちと向き合うことができれば、相手との別れ方も見えてきます。
ということで、今回は「別れられない理由と別れる基準」についてご紹介します。悩んでいる女性の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。
彼氏と別れたいけど別れられない理由と心理
今までのことを思い出してしまう
別れを切り出そうとしても、彼の顔を見てしまうと言い出すことができず、結局別れることができないパターンです。
「これだけ自分を好きでいてくれているのに、傷つけたくない」
「彼を失った生活に耐えることができるのだろうか…」
そのように思って、なかなか決断を下すことができないのです。
別れ話を切り出す人は皆似たような気持ちを抱えると思います。それまではお互いに好きあっていたわけですから、忘れられない思い出もたくさんあるでしょう。
いざ別れを切り出そうとした時、彼に対しての不満が薄れ、昔の思い出が美化されて蘇ってくるのです。
相手への気持ちは昔より薄れているのですから、そのままお付き合いを続けても苦しい思いをするだけです。
別れを躊躇するのは「愛」なのか、それとも「情」なのか…自分の気持ちを確かめることが先決です。
別れたことを後悔してしまうかもしれない
恋人と別れてしまうと後悔してしまうかもしれない、これは実際に別れてみないと分かりません。
しかし、時間が経てば大体のことは忘れますから、別れるかどうか考えるくらいの関係性であれば「別れて良かった！」と思うのではないでしょうか。
一度「別れたい」と強く思ってしまうと、その気持ちはなかなか払しょくすることができません。大体の原因は今までの積み重ねによるものですから、ちょっと良くしてもらったからといって愛情が戻ることはないのです。
また、実際に別れてしばらくは寂しい思いをするかもしれません。もしかしたら彼に連絡を取って、復縁をする可能性もあります。しかし、大体は新しい出会いを見つけ、過去の恋愛で悩むことはなくなります。
後悔をしたとしても、それは数か月だけです。未来のことを考えて躊躇してしまう人は「別れたら新しい出会いを見つける！」という気持ちで別れを切り出すのが良いでしょう。
上手くいかない恋愛を自分のせいにしてしまう
自己肯定感が低い女性は、恋愛関係が上手くいかないことを自分のせいだと責めてしまいます。また、彼から「お前が悪いからこうなるんだ！」と責められ続けたことによって、恋愛の責任が自分にあると勘違いしている人もいるかもしれません。
負の思考に囚われてしまうと「相手を不幸にさせているなら、自分だけ逃げだすのは間違いだ」という考えに陥ってしまい、現在の恋愛から抜け出すことができなくなってしまいます。
そのほかにも、男性から言われたことはすべて従い、より自分を傷つける方法をとってしまうので、精神的に立ち直れない状態まで追い込まれる可能性が高いです。
恋愛は2人で創り上げていくものですから、あなたが苦しいのはあなただけのせいではありません。相手のことばかり考えず、自分が今の恋愛を断ち切りたいかどうかで決断するべきではないでしょうか。
恋人に逆上されるのが怖い
短気な恋人の場合、別れ話を切り出されると声を荒げたり、暴力をふるってくる可能性があります。そもそも、その性格が原因で別れたいと思っている女性も多いでしょう。
普通の人間は、話し合いの際に声を荒げることはありません。また、暴力をふるうのはもってのほかです。
2人きりで居ることが多かったため乱暴にされることが「当たり前」だと思っている人もいるかもしれませんが、普通は恋愛において恐怖を感じることはありません。
普通の男性は別れを切り出された場合、原因を聞き、別れたくないのであれば治すように努力します。
あなたの恋人が普通でない行動を取るようであれば、強引にでも別れるように動いていきましょう。世の中、そんな男ばかりではないですよ。安心して次の出会いを探してくださいね。
恋人が話し合いに応じてくれない
決心して別れ話を切り出したのに、恋人が耳を貸してくれないケースです。
2人きりの場所であれば何をされるか分からないため、人通りの多い場所で切り出すことをオススメします。男性としても急に別れを切り出されたら冷静ではいられません。
場合によっては暴力的な行為にでることもありますから、自身を守るためにも話し合いをする場所は選ぶようにしてください。
別れた後どうしたらいいかわからない
今の恋人と別れた後の自分が想像できず、なかなか別れることができない場合は、現状に満足しているかどうか考えてみましょう。
誰でも新しい生活を始めることに不安を感じますが、時間が経てば適応していきます。フリーになることで新しい出会いも見つけることができますし、今よりもっと素敵な男性を捕まえることができるかもしれません。
最近ではマッチングアプリのような手軽に彼氏候補を探せるサービスも増えているので出会いはそこら中にあります。
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不確かな未来を怖がるより、別れたいと強く思った現状をどうにかすることから始めたほうが良いと思いませんか？
今行動を起こすことができなければ、相手に不満を抱えたまま、モヤモヤとした日々を続けていくことになります。
また、今より素敵な日々を手に入れることができるかはあなた次第です。そのためにはまず、現時点で抱えている問題を片づけることから始めましょう。
悪者になりたくない
別れ話をされた側は、幸せだった日々が壊される心地ですから、あなたのことを悪者だと思います。よって、別れ話を切り出す方は相手の心に傷を負わせることを覚悟しなければなりません。
しかし、心優しい人は相手が泣いてしまったり「もう好きじゃないの？」と迫ってくると、その圧に負けてしまい「そんなことないよ、大好きだよ」と言ってしまいます。
好きでもない相手と付き合うこと程残酷なことは無いのに、その場しのぎで嘘をついてしまうのです。相手の時間を無駄にしないためにも、情に流されるのは辞めるべきです。
彼の今後が気になってしまう
恋人のために世話を焼いてしまったことによって、相手がダメ男になってしまったパターンです。こちら側には何もプラスにならない関係性になってしまったとしても、恋人があなたを必要とする限り、あなたも離れることができません。
「お前が必要なんだよ」
「お前が居ないと俺はどうしたらいいか分からないんだ」
「頼む。お前じゃなきゃダメなんだよ」
このような言葉を掛けられたことはありませんか？
今までお世話をしてきた以上、恋人の弱音を聞いてしまうと「私が守ってあげなきゃ」と思考が停止してしまうのですね。
でも、あなたがいなくなっても彼が困ることはありません。また別の寄生先を見つけて、同じように搾取していくだけです。
あなたの人生はあなたのもの。のびのびと生きていくためにも邪魔者は排除することをオススメします。
彼氏と別れるべき基準
DVをされている
同棲していない場合でも、デート中に暴言を吐かれたり、暴力を振るわれているのであれば立派なDVです。
悲しい思いをしたり、苦しい思いをするのは自分が弱いからだと我慢していませんか？彼から「愛しているから、お前のことを想って言っているんだ」と言われたとしても、普通の男性であれば泣くまで責めるようなことはしません。
会うたびに怖い思いをしている恋愛は、続けても幸せになれないでしょう。取り返しのつかないことになる前に、別れる決断は早めにするべきです。
束縛が激しい
好きという気持ちを表現する上で、多少の束縛は許容範囲だと思います。相手が自分に執着していることが分かりますし、いじらしい姿に愛着がわくこともしばしば。
逆に、こちらが何をしても無頓着な恋人は「本当に好きでいてくれているのかな…」と不安になってしまうこともありますよね。
しかし、過度な束縛はお互いにするべきではありません。あなたが浮気性であれば話は別ですが、ただ友達と遊ぶだけなのに「今どこにいるの？」「写真撮って送って」「俺よりもその子の方が好きなの？」と責められていては、次第にうんざりしてしまいます。
自分には全く問題が無いのであれば、価値観のすり合わせができていないか、もしくは相手に何らかの欠陥がある可能性が高いです。
本人が悪気なくあなたを束縛している場合は、注意をしたところで今後も続くでしょう。それでもなお付き合いたいのかどうか、はっきりと決断をする時なのかもしれません。
性的関係を強要される
セックスは恋愛における重要なコミュニケーションの1つです。しかし、疲れていて乗り気ではない時や、そもそもセックスが好きではない女性もいるでしょう。
その場合は、男性側はあなたの意思を尊重し、要求を控えるのが一般的です。
しかし、あなたが拒否をしているにもかかわらず男性側がしつこく要求をしてきたり、寝ているのに無理やり襲ってきたりする場合は立派なDVになります。
また、セックスが嫌いでなかったとしても、あまりにも乱暴なセックスをされていれば、次第に一緒に居るのが苦痛になってしまいますよね。
また、体の相性「だけ」良い関係というのも問題です。セックスは本能に直結する行為ですから、体の相性が良いとなかなか縁を切ることができません。
とにかく、性的トラブルによって別れようか悩んでいる女性は、一度悩みを相手に打ち明けてみることをオススメします。それで怒られるようなことがあれば、すぐに関係を断ちましょう。
そもそも恋愛感情がない
簡単に言うとキープの状態です。他に好きな人ができるまでのつなぎと思って恋人になったものの、なかなか気になる人が現れないと、関係がずるずると続いてしまいます。
好きでもない相手と一緒に居てもつまらないですし、そもそもあなたが動かない限り新たな出会いが見つかることも無いのです。
安心感を得るためだけに相手の好意を利用するのはとても失礼です。相手のためにも、そして自分のためにも、今の関係に終わりを告げるのが最優先事項ではないでしょうか。
不安定な恋愛に疲れてしまった
今の恋愛を終わらせるかどうかという問題がストレスになってはいませんか？本当に別れたいわけではなく、相手が自分のことを本当に愛しているか確かめたいだけなのかもしれません。
しかし、それだけ思い悩んでも相手からラブコールが届かないということは、あなたの気持ちが伝わっていないか、彼があなたのことを好きではないからでしょう。
不安定な恋愛は自分が自立しない限り苦しい思いをすることになります。また、今の恋人よりあなたのことを大切にしてくれる人はいるはずです。思い切って次に進むことで、今のストレスから解放されると思いますよ。
まとめ
別れ話はお互いに苦しい思いをすることになります。ですが、停滞した関係を終わらせるためには、どちらかが切り出さなければならないのです。
怖いから、相手がかわいそうだから…そのような理由で関係を続ける方が、お互いのためになりません。しかし、それだけ自分の中で大きな決断をすることで、人生をより豊かにすることができるのです。
2人が気持ちよく次の恋愛に進めるように、別れ話は納得のいくものにしてくださいね。