付き合った当初は天にも昇る気持ちですが、大体のカップルは破局しますよね。このショックをどのように対処するかで、次の恋愛がうまくいくか決まると言っても過言ではありません。
男女問わず突然別れ話を切り出されると、ショックを受け止めることができずに思いもよらぬ行動を取ることがあります。そうならないためにも「女性が恋人と別れるための方法」を知っておけば、いざという時に対応できるかもしれません。
今別れようか悩んでいる方も、そうでない方も、知識として蓄えておきましょう!
彼氏と別れる前の準備
別れ話を切り出すタイミングは、大体決断して2か月程度経ってからがオススメです。急を要する場合は別ですが、急に別れ話を切り出されると相手は動揺し、あなたに被害が及ぶ可能性があるからです。特
に短気であったり、DV気質の恋人と付き合っている女性は気を付けましょう。
そして、別れるまでの準備として「別れを匂わせる」ことを徹底してください。これをするだけでも、相手のショックは緩やかになり、別れ話を切り出されたときにはある程度理性的な状態で判断してくれるはずです。方法は以下に続きます。
女性らしさを失くす
恋人にとってあなたの価値が高いと、どれだけ理不尽な対応を取られても好意が消えることはありません。
その場合、恋人はあなたの容姿に恋をしている可能性が高いため、彼と会うときは身だしなみを整えないなど、価値の低い女性を演じましょう。
最初は気に留めないかもしれませんが、会うたびにだらしなくなっていくあなたの姿を見て、男性も「おかしいぞ?」と気づくはずです。
次第に相手が「一緒に歩くのが恥ずかしい」と思うようになり、デートの誘いを渋るようになれば、別れ話をするタイミングです。
会えない状況を作る
遠距離恋愛において、会えない時期はお互いの愛情を育む絶好の機会です。多少の困難があったほうが、乗り越えようという気持ちが強くなりますからね。しかし、会えない期間があまりにも長くなると、男性も徐々に好意が冷めていくようです。
また、やっと会えると思ったのに「まだ会えない」と何度も焦らされていると「このまま付き合っていても意味が無いのかもしれない…」と恋愛のテンションが落ち着いていく傾向にあるようです。
相手が治せない短所を指摘する
収入や家庭問題、健康状態など、すぐには改善することができない問題を指摘すると、男性はあなたとの交際を諦めようとします。
その問題が重大であればあるほど、恋人も相手に負担がかかることを理解していますし、それを無理に押し付けるつもりも無いでしょう。
この方法は相手を恋愛恐怖症にする可能性があるため、あまり使わない方が良いかもしれません。
しかし、治せるにもかかわらず治そうとしない短所であれば、突いても特に問題はないと思います。相手の劣等感を煽って、あなたとの関係を終わらせる方向に動かせると良いですね。
さりげなく視線を反らす
相手とデートをしている時や、一緒に部屋にいるときなどに、意識的に視線をそらしてみましょう。恋人は見つめ合って愛情を確かめることがあるため、視線をそらされるということは愛情が薄れているというサインになります。
今までよりも素っ気ない態度を取られて、相手も不穏な空気を察知するはず。相手からアクションを取られれば、そのまま別れ話を切り出しても良いですし、返答次第で相手の不安をあおることは十分に可能です。
視線を逸らすという行為を継続的に続けることができれば、相手もあなたが恋愛に冷めてしまったことを理解し、その事実を受け入れる準備に入るでしょう。
デートの時間を短縮する
いつもよりデートの時間を短縮することで、相手に気づかせる方法です。最初は「忙しいのかな?」と気に留めることはないですが、何度もデートの時間を短くすることで「一緒に居るのが嫌なのかもしれない」と考えるようになります。
自分のことを好きでいてくれるから、相手のことを好きになるという気持ちは誰にでも備わっています。自分に好意を持っていない相手を追いかけても虚しいだけですし、何も見返りが無いですからね。
行動で「あなたのことを好きではありません」と示すうちに、恋人の気持ちも冷めていくのではないでしょうか。そうすると、別れ話をしたときにも素直に受け入れてくれますし、必要以上に傷つけることもなくなります。
メッセージは簡潔にor時間を空ける
これは、今までのメッセージの頻度にもよりますが、今までよりもさっぱりとした返信をすることで、相手に感情の変化を読み取ってもらう方法です。そもそもメッセージでやり取りをする習慣が無かったカップルには適用できません。
一方で、付き合っている間は一日中メッセージのやり取りをしているカップルだった場合、連絡の頻度を少なくしたり、返信を適当にするだけでも十分に効果があります。
時には既読無視をして、相手から再度メッセージが来るまで返信しないのもオススメです。
相手に理由を聞かれたら「嫌いになったから」と言うのではなく、疲れている、忙しい、別のことで構っている時間が無いなど、恋人が人生において一番大事ではないということをアピールしましょう。
多くの男性は、理由を上手く飲み込めずあなたの感情を読み取ろうと必死になるはずです。
彼氏との別れ話の仕方
事前に話し合いの日時を決めておく
別れ話をしたいと思ったら、事前に日程を決めておきましょう。彼に「何か用?」と聞かれても、そこで本題に入ってはいけません。
どうしても返答しなければならない時は「今後のことについて話し合いたい」と伝えるだけにとどめておいてください。大抵の人はその言葉で察しが付くため、会う時までに気持ちを整理することができます。
一番切り出してはならないタイミングは、普通のデートや何気ない電話のやり取りの最中です。
相手も冷静になることができず、感情的になってしまう可能性が高いですし、デートをした最後に別れ話を切り出されては「なんでデートしたの?」と怒りを買ってしまいます。
直接会うか、難しい場合は電話で話す
顔を合わせることなく関係を終わらせることができれば楽ですが、切り出された側の立場になってみるとたまったものではないですよね。
今は好きではなかったとしても、昔は愛し合っていたのであれば、感謝のしるしとして直接会って話をするべきでしょう。
しかし、会うと自分の身に危険が及ぶ場合や、決心が揺らいでしまう場合、遠距離などですぐに会うことができない場合などはこの限りではありません。
だからといってメッセージで別れ話をするのは相手に失礼ですから、なるべく電話で話をするようにしてください。
自分の気持ちに正直になり、相手を必要以上に責めない
別れ話をする場合は、できる限り自分の気持ちに正直になることが大切です。
何が嫌だったのかを相手に伝え、また、今までの感謝の気持ちを示すとともに、自身の落ち度についても話すことで、相手にも別れたいという気持ちを伝えることができます。
また、相手の気持ちも汲みとらなければいけません。どれだけ理不尽なことを言われたとしても、相手が不満に思っていたという事実に対しては謝罪をする必要があります。
別れ話の最終的な目標は、相手に不満をぶつけることではなく、円満に別れることです。相手の発言に対して、不必要な批判をするのは避けましょう。
「別れたい」というワードは何度も使う
別れ話をするにあたって、できるだけ相手に不快感を与えないことは基本的なポイントですが、その上ではっきりと別れるという意思を伝えることが重要です。
相手への不安や、自身の後悔を相手に伝えたところで、別れたいという意思を汲み取ることができず「よし、じゃあこれからは頑張っていこう」と反応する人もいるかもしれません。
そのような誤解を生まないためにも、別れたいという意思表示ははっきりするようにしましょう。
あなた自身、もう復縁をすることがないという強い気持ちがあるということを、相手にわかってもらわなければいけませんからね。
恋愛は連帯責任。自分の非も認める
男女関係は一方通行ではなく、お互いの行動が2人の関係に影響します。恋愛期間中相手に対して間違った行為をしてしまった場合は、しっかりと責任を持たなくてはなりません。
しかし、相手が浮気やDVなど、一方的にトラブルを引き起こしている場合はこの限りではありません。しかし、相手の行動の引き金が自分のせいではなかったか、再度見つめなおすことが大切です。
好意が冷めてくると相手の行動に対する不満ばかりになってしまい、別れ話においても相手を批判してしまいがちです。
ですが、ここで自分の非を認めることができれば相手も不満を解消することができます。お互いの気持ちを受け容れることが、円満に別れるための秘訣ではないでしょうか。
彼氏と円満に別れるためにやってはいけないこと
修羅場を恐れて自然消滅を狙う
別れを切り出される側が最も困惑するのは自然消滅です。
また、別れたいという気持ちはあるものの、気まずい雰囲気や修羅場を恐れて言い出すことができず、連絡先をブロックしたりデートの頻度を極端に減らして別れたと思いこむのは、お互いにとって非常によくありません。
別れ話を積極的にしたいと思う人なんていません。そこで相手と向かい合うことができれば、相手にも誠意を伝えることができます。
他の男性と恋人を比較する
恋人から「友達の〇〇ちゃん、お前と比べて可愛いんだよね」なんて言われたら、とても不快な気持ちになりますよね。それは男性も同じです。
相手に嫌われたい一心で周囲の男性と比較をすると、嫌われることには成功しますが、恋愛という関係性を超えて人間として嫌われてしまう可能性があります。
相手の好意を冷ますのであれば、できるだけ相手を傷つけない方法を選ぶようにしましょう。
LINEやメールで別れ話
昨今はSNSが普及し、どのような状況でも手軽に人と連絡が取れるようになりました。しかし、それはあくまで何気ないやり取りに限ったもので、別れ話といった重大な要件は文面上でやりとりするものではありません。
なぜ大事な話は文面でしてはいけないのでしょうか。理由としては、相手に誠意が伝わりにくく、文面でのやり取りはタイムラグが生じやすいため、自分の真意を相手に汲み取ってもらいにくいからです。
別れ話のような繊細な話題は、相手の表情や言葉の選び方によって全く意味合いが変わってきてしまいます。
1回で終わらせるためにも、お互いに余計なストレスを与えないためにも、実際に会って話をするのが賢明な判断ではないでしょうか。
相手の気持ちを察していい人になってしまう
別れ話を切り出している以上、相手にとってあなたは悪者に徹しなくてはなりません。相手の気持ちを考えるあまり、別れたいのに「本当はまだ好きだよ」と言ってしまえば、今まで準備してきたことが水の泡になってしまいます。
もちろん、場合によっては譲歩する場面もあるとは思いますが、変に引きすぎてしまうと、話し合いは平行線をたどるだけです。相手の負担を軽減するためにも、自身の立場を明確にして話し合いに臨みましょう。
恋人の将来を悲観する
優しい人は、別れを切り出されたことで混乱している相手に対し、心配をしたり、過剰に慰める傾向にあります。これは別れ話をする際に絶対してはいけないことです。
別れたいと思って行動を起こしているのはあなた自身ですから、ここで優しさを見せるのは相手を混乱させるだけです。
せっかくあなたから離れる決断をしようとしていたのに「まだ貴方のことが好きだよ」という素振りを見せたら、関係は余計に悪化してしまいます。
相手のことを心配しなくても、時間が経てばあなたへの好意は薄れていきますし、他に好きな人を見つけます。
あなたは相手の親ではありません。心配する必要は全くないのです。必要なのは突き放す勇気だけ、不必要な優しさは持たないでください。
別れたい理由を言わない
別れ話をされた側は、どうしてそのような決断に至ったのか知ろうとします。しかし、そこで理由を濁してしまうと相手は困惑し、別れた後も煮え切らない思いで悶々としてしまうのです。
相手を傷つけるかもしれないと思っても、別れ話をされた時点で既に相手は傷ついています。話し方を工夫するだけでも、相手の負担は充分に軽減されますよ。
連絡を遮断する
連絡を徹底的に無視する行為は、真剣に向き合おうとしてくれる相手に対して失礼ですし、心配をかけてしまいます。別れ話が終了するまでは連絡を絶たないようにしましょう。
また、相手がストーカー気質である場合や、DV経験がある場合も連絡手段を断ってはいけません。
吐き出し口を遮断することで逆上し、あなたの家まで押しかけてくる可能性があります。連絡を返す必要はないので、触らないようにしておきましょう。
まとめ
別れ話をする前に、本当に今の人と関係を終わらせていいのかしっかり考えることが大切です。
中途半端な覚悟で別れてしまうと、その後の寂しさに耐えかねてしまい、復縁を迫るということになりかねません。相手からしたら良い迷惑ですから、突発的に別れ話をするのは極力避けましょう。
その上で別れたいと思うのであれば、今回の記事を参考にして相手の気持ちを誘導し、別れ話までの準備ができると良いですね。
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