浮気をする人間はクズです。この事実を覆すことはできません。例え浮気をされた相手に欠陥があったとしても、浮気をしていい理由にはならないのです。
しかし、してしまった以上は相手の気持ちを察し、誠心誠意尽くす必要があります。別れる場合は別ですが、もう一度関係をやり直したいと思う以上は当たり前のことです。
本来であれば「誠心誠意」を見せる方法はあなた自身で考えるべきですが、軽はずみな気持ちで浮気をする頭ですから簡単には思いつかないでしょう。
ということで今回は、あなたのパートナーに浮気を許してもらう方法についてご紹介します。あなたの保身ではなく、相手の心のケアを最優先にしてくださいね。
浮気を許してもらうための方法と謝り方
とにかく謝罪する
浮気をした場合は、あなたに100%非があります。それまでにどれだけ耐え難いストレスがあったとしても、浮気をしてしまった以上言い訳することはできないのです。
「申し訳なかった。もう二度としません」
「一生かけて償わせてください」
「許してください」
この言葉以外発することは許されません。相手に質問をされたら、相手の神経を逆なでしないよう、素直に、臨機応変に対応しなくてはいけません。
また「そもそもお前があんなことをしなければ」と相手を責めるのは逆効果です。浮気をしてもなお相手を責めたいのであれば、迷わず別れるのがお互いのためでしょう。
相手の寛大な心に感謝する
相手の気が済むまで謝ると、場合によってはあなたの愚行を許してくれる可能性があります。もし許してくれたのであれば、相手の寛大な心に精一杯感謝を伝えましょう。
「自分のことを信じてくれてありがとうございます」
「これからはその心を無駄にしないよう、努力していきます」
以上のような言葉を伝えることで、相手にも誠意が伝わると思います。
しかし、口で「許した」と言っても、パートナーの心の中では葛藤が続いていきます。あなたが軽率に犯した裏切りによって、相手は一生情緒が不安定なまま過ごしていかなくてはならないのです。
それでもなお、あなたと一緒に居たいと思ってくれた事実は、どれだけ寛大で、素晴らしいことであるか……あなたは理解しなくてはなりません。
そして、今後は二度とパートナーを裏切ることはしないと誓ってください。裏切ってもなお寄り添ってくれた相手を手放す理由はどこにも見当たらないはずです。
自分の行動を顧みる
どうしてパートナーがいるにも関わらず浮気をしてしまったのでしょうか。相手の許しを乞う前に、問題の根を探っておかなければなりません。
ただ相手の機嫌を取り体裁を整える振りをするだけでは、また同じ過ちが起きてしまうかもしれないからです。
あなた自身を第三者の視点から眺めた時、どのような人間だと感じますか?
破滅願望があったり、安定よりも刺激的な方向へ飛び込んでしまうタイプでしょうか。
はたまた日頃のうっ憤を晴らすための突発的な行動だったのかもしれませんね。病気によって己の欲望を止められない可能性もあります。そもそも、パートナーとの関係が冷めきっていたとしたら……。
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直接的な原因をパートナーに打ち明ける必要はありませんが、場合によっては伝えたほうがよいかもしれません。お互いの関係性を修復することで改善するのであれば、自身の非を認めたうえで相手と相談しましょう。
おそらく、浮気に至るまでの要因は複雑に絡み合っていることが多いため「絶対にこれだ!」と決めつけるのはオススメしません。判断を急ぐとパートナーに誤解を与えてしまいかねませんし、自身も混乱してしまいます。
また、どのような理由があったにしろ、過ちを犯した人間が悪いに決まっていますからね。
相手を不安にさせないよう連絡をこまめにする
恋人として関係が続いていく以上、浮気の問題は一生解決しません。大ごとになった時点で相手は浮気を容認する人でないことは明らかですから、相手を安心させる行動をとっていく必要があります。
浮気は相手があなたの情報を把握し得ない場所で行われますよね。そのため、しばらくはあなたの行動を逐一チェックしようとします。
ここで面倒がると相手を怒らせるだけなので、こちらからこまめに連絡をとるようにしてください。
起床時間、出社時間、仕事中の休憩時間、帰宅時間はもちろんのこと、どこで誰と会っているのか、写真付きで送ってあげることも大切です。
また、浮気した直後は仕事や友人関係を優先せず、会える限りパートナーの元に行ってあげてください。
「あなたのことが何よりも大切だ」ということを行動で示すことで、相手の不安も徐々にとけていくはずです。あなたがオーバーワークになったとしても、それだけのことをしたわけですから、腹をくくってやり遂げてくださいね。
プレゼントを用意しておく
人から物を貰うと嬉しいですよね。その物が高価であればあるほど、相手の気持ちが確かなものであることが分かります。
また、恋人同士であれば「これ、前欲しいって言ってたよね」と「あなたのことを理解していますアピール」にも使用することができるため、この方法はかなりオススメです。相手の気持ちを読み取れない人間でも簡単に試すことができます。
しかし、喧嘩の序盤でプレゼントを出してしまうと「物で誤魔化そうっていうこと?」と逆効果になってしまいます。相手の気持ちを逆なでし、その後の話し合いは進展することなく破局へ向かっていくでしょう。
プレゼントを出すべきタイミングは「話し合いの終わりがけ」です。相手も気持ちが落ち着き、とりあえず関係を修復していこうという運びになったときに「そういえば…」と出すことで、相手の心が一気に和らぎます。
「急にどうしたの?」と言われたら「前から渡そうと思っていてタイミングが無くて…」と誤魔化しておきましょう。あなたへの気持ちは途切れていないことをアピールすることもできますよ。
浮気を謝る際の注意点
相手の話をさえぎらない
浮気が発覚した時、パートナーはあなたに対して何かアクションを起こしてくるでしょう。
恋人同士であれば破局か関係修復の二択ですが、夫婦の場合はいくつかの選択肢が発生します。
- 離婚の有無
- 慰謝料請求の有無
- 浮気さえしなければ良い
法的措置になるため、今後は相手の判断によって話し合いが進んでいきます。この場合は謝り方を考えるより、相手が満足のいく方法で制裁を受けるのがベストです。
話が進むにつれ「やりすぎじゃない?」と思うかもしれませんが、それだけの苦痛を与えたということですから、受け入れてくださいね。
話し合いを茶化さない
あなたにとって浮気は取るに足らないことだったかもしれません。しかし、パートナーが「裏切られた」と感じた時点で、あなたは誠意をもって相手への気持ちを伝える必要があります。
そうしないと、相手は誠意のない謝罪を受けさらに傷つくことになりますし、時間をかけたとしても許してもらえる可能性は極めて低くなってしまうのです。
浮気において謝罪はとても重要ですが「謝るだけで済むことなの?」と言われてしまわないよう、相手の気持ちを考えて話し合いに向き合ってくださいね
相手を絶対に責めない
浮気には理由があります。その大部分はあなた自身にありますが、パートナーに問題がある可能性も否定できません。
しかし、相手に対してそれだけの不満があるならば別れればいいだけですよね。それでもなお相手の善意に縋り、関係を修復しようとしているわけですから、話し合いにおいて相手の批判は一切してはいけません。
また、話し合いの中で言われる筋合いのない罵倒が飛んでくることもあります。そこで反論するのではなく、相手がそれだけ感情的になる行為をしたのだと理解し、じっと耐えましょう。暴力を受けたら警察を呼んでくださいね。
浮気相手とはどのような関係であれ、一切連絡を取らない
パートナーとの関係を修復すると決めたのであれば、浮気相手とは一切の連絡をとってはいけません。
連絡先を消去するのはもちろん、仕事先であれば仕事以外の話はするべきではないでしょう。「パートナーには見つからないから」という慢心が、新たな浮気を引き起こす可能性があるからです。
また、新たに異性の友人を作るような行為も避けてください。浮気をしていないなら交友を広げるという点で歓迎される行為ですが、浮気をした以上新たな種を増やしてはいけません。
あなたのミスで行動に制限がかかっていることを自覚し、理性的な判断を心がけてくださいね。
周囲を引き込まない
浮気は当事者間の問題です。もしあなたたちが夫婦で子どもが居るとしたら、彼らにストレスを与えるような行動を取ってはいけません。
あなたたちの関係が不和であったとしても、その負担を子供に与えれば、その後の精神に影響してきます。
あなたの些細な行動が子供の将来を決めるのです。どれだけギクシャクしていたとしても、関係を修復すると決めた以上は絶対に見透かされないようにしてください。それが親としてのけじめです。
まとめ
参考になりましたでしょうか。
いくつかのテクニックを応用することで、ある程度の修羅場は乗り越えることができるでしょう。しかし、浮気問題は誤れば終わりという訳ではありません。
記事の中でもお伝えした通り、相手はあなたに対する不信を一生抱えたまま、この先生きていくことになります。自分のした行いがどれだけ非人道的行為であったのかを理解し、今後は相手の心のケアを最優先に考えてください。
大切なパートナーを傷つけないよう、これからは円満な関係を築いてくださいね。