「公務員の彼とお付き合いしているの」と言われると、真っ先に考えるのが「将来は安泰だね!」という返答ではないでしょうか。収入も安定しており、職を失うリスクが少ない職業ですから、結婚相手としては向いていますよね。
しかしそれはあくまでもイメージや理想のお話。実際に生じるデメリットももちろん存在します。
そこで!今回は公務員との結婚生活におけるメリットとデメリットについてご紹介します。
あなたの結婚相手にピッタリかどうか、ぜひチェックしていってくださいね。
公務員ってどんな職業なの?
公務員といっても様々な種類の職業があります。それぞれに役割がありますが、「国民すべての人々のことを考えて行動し、利益のためではなく公共のために仕事をする」ことを目的としています。
また、国際公務員・国家公務員・地方公務員と3つに分類され、そこから警察官や消防士、教員などに職業が分かれていきます。つまり、公務員だからと言って一概に収入が同じというわけではありません。
また、それぞれの勤務時間も変わってきますから、生活スタイルも合わせていく必要があります。しかし年功序列が基本のため、年齢に合わせながら安定した収入が得られることは間違いなさそうです。
一般企業では扱えない特殊な仕事をする職業のため、強い意志をもって仕事に取り組んでいる方が多いのも印象的。
その点を踏まえて、公務員を結婚相手にするメリットとデメリットを見ていきましょう。
公務員と結婚するメリット
リストラがない
公務員が安定しているといわれる一番大きい理由です。突然職を失うリスクが少ないため、金銭面においても心配することはなさそうですね。結婚生活において失職は大きな問題になりますから、安定した生活を送ることができます。
また、地方公務員の場合ですと転勤がほとんど無いのも利点です。子供ができればあまり転校はさせたくありませんし、自身としても1から人間関係を作らなければならないことを考えると、そういう点でも安定しているといえるのではないでしょうか。
福利厚生がしっかりしている
公務員は福利厚生がしっかりしているのも魅力の一つです。
内容的には育児休暇、結婚休暇、夏季休暇があり、そのほかにも保育や子供の看護のための休暇、さらには社会奉仕活動に参加することで得られるボランティア休暇まであるとか。男性が育児に積極的に参加してくれるのは、女性にとってありがたいことですよね。
また、育児休業や部分休業を取ることもできます。それぞれ給料は出ませんが、育児休業は子供が3歳になるまで仕事を休むことができるもので、大事な時期に子供のそばにいてあげることができます。部分休業は15分単位で仕事を休むことができるシステムで、子供の保育園の送迎で利用することが可能です。
社会から認められたお休みですから、周りの視線を気にすることなく使用することができます。なんといっても互いが育児に参加できる体制が整っているのは、共働きの夫婦にとってうれしいことですよね。
社会の信用性が高い
公務員は利益のためではなく社会のために働いています。そのため給料が税金から支払われているんですね。公共的な存在という意味合いでクリーンなイメージを持たれやすく、社会の信用性が高まります。
国民と社会をリンクさせる役割を担ったり治安を守ったり、教育に携わるといった手堅いイメージが強いですから、その実直さが人格にも表れがちです。
また友人や両親に紹介する際に今後について安心してもらいやすく、結婚を視野に入れることも問題なさそう。どれだけ性格が良くても収入が少ないとなると、どうしても心配させてしまいますから、その点においては考慮することはないでしょう。
性格はズバリ「真面目」
公務員という職業柄、規則が厳しく、守らなかった場合のリスクや罰則が重いため、普段の生活においても真面目に生活を送っていることが多いのではないでしょうか。
例えば近所に警察官の人が生活していると知れば、周囲の人間は無意識にでも行動を観察するでしょう。その時にポイ捨てや横断歩道を無視して道を渡っている姿を見たら「警察官全体の信用を失う」ことになりかねません。
公務員という仕事を選んだ以上、私生活においても派手な暮らしぶりは慎む傾向にあるでしょう。そのためギャンブルやスキャンダルに走りにくいところは大きなメリットと言えそうです。
素朴で真面目な男性とお付き合いしたい方にはとてもおすすめできる職業ですね!
仕事や私生活においても真面目で、安定した生活を送ることができる…といいことづくめの公務員。しかしそのぶんデメリットも存在します。長所と短所は表裏一体!苦労を一緒に背負うことができるか、考えておくことも必要ですよね。
そこで、今から公務員を結婚相手にするデメリットを紹介します。参考にしてみてください。
公務員と結婚するデメリット
過労によるストレスが大きい
これだけ慎重に取り扱わなければならない仕事が多いと、もちろんストレスもかかりやすくなります。精神的なストレスが溜まれば身体に影響が出ますから、失職や休職につながることも少なくありません。
また、そのまま精神病にかかってしまったり、精神障害を背負ってしまうと、職場復帰するのにも時間がかかってしまいます。もしかしたら仕事をすること自体が難しくなってしまうかもしれないのです。
共働きとなると、仕事と育児に加えてメンタルケアをする必要が生まれ、専業主婦の方は働きに出なくてはなりません。また、ストレスがかかりすぎた状態ですと情緒不安定になり、家庭内暴力につながってしまう可能性もあります。
そうなると生活が安定するのは難しいですよね。
性格的に責任感が強い人がなりやすい精神病。公務員として働いていればなおさらリスクは高まりると推測されます。
定時退社できない
公共のために働く公務員。もし周辺で重大な問題が起きれば残業は避けられません。例えば災害による警報が出ている場合、担当の職員は夜遅くまで作業をすることになりますし、非常時に活躍する警察官や消防士であれば変則的に家を出ていかなければならない状況が多々発生するでしょう。
堅実な仕事のイメージにとらわれてはいけません。もちろん残業後は疲れて帰ってくることになりますから、妻としてメンタルケアやサポートをする必要があります。
相手のために多少自身の生活リズムを犠牲にできるかがカギとなってきそうですね。
子供の可能性を縛ってしまう
人生において公務員の道を目指すことになった以上、学生時代も勉強に重点を置いた生活であったことは間違いありません。もちろん勉強は大切なのですが、それだけに可能性を縛ってしまうのは子供に押し付けてしまうことになってしまいます。
勉強が苦手な子供もいれば、別の道を目指したいと強く願う子供もいますから、親としてはその意志をくみ取ってあげたいですよね。
相手と子供の進路についてはよく相談することが必要になりそうです。もちろん子供が安定しない職を目指すとなれば親としては心配になるため、夫婦間だけではなく子供を交えた話し合いも行うべきでしょう。
義理の両親との同居の可能性も
地方公務員はほとんど転勤がないということは先ほども述べましたが、そうなると今度は義理の両親と同居する可能性が増大します。特に結婚前に一人暮らしをしていない場合ですと、そのまま同居を続行することは想像に難くないですよね。
もちろん義理の両親と良好な関係を築けばいいだけなのですが、人間同士そんなにうまくいかないのが人生。不仲になってしまった場合、多量なストレスがかかることは否めません。
話し合いをすることも必要ですが、ほかの職業よりも可能性が高いことを踏まえ、結婚を考えておくべきでしょう。
近所からの嫌がらせ
地域と密接に仕事をする公務員は、やはりご近所づきあいにも気を使わなければならない場面が増えてきます。気にする人も最近では減りましたが、それでも「警察官の妻として情けない!」と悪口を言われる可能性は考慮しておくとよいでしょう。
もちろん、そういったことは男性側に起きてもおかしいことではないため、嫌がらせをされないためにも派手な生活は控えるべきといえます。
また、公務員は国からお給料をいただく立場のため、場合によってはやっかみのような形で嫌がらせをしてくる場合もあります。このようなリスクを軽減するためにも住む場所は考えたほうがよさそうです。
以上、メリットとデメリットをご紹介しました。
それらを踏まえ「公務員と出会いたい!」と思われた方もいらっしゃるかと思います。残業が多いためプライベートで出会うのは難しいかと思いますが、公務員の男性だって結婚や出会いを考えているはず。そこで、ここなら出会える!という方法を挙げてみました。要チェックですよ!
公務員との出会い方
職場で出会う
国家公務員となると難しいですが、地方公務員であれば転勤が少ないため職場での出会いが多くなります。他での出会いが限定されてしまうんですね。
自身が公務員として働くことができれば、公務員の相手をゲットできる可能性がアップします。
しかしここで気を付けておきたいのが同世代の人が職場にいるかどうか。地方の場合年齢層が高くなってしまい、すでに既婚者である場合も多いのです。また、独身であったとしても結婚相手として見れる年齢ではなかった…となると難しいですよね。
ともに同じ職場で仕事をすれば、自然と距離も近づきます。ただ、すぐには公務員になれないのが難点ですね。
知人から紹介してもらう
自身が地方を離れてしまっている場合でも、地元に残っている友人であれば公務員の男性を紹介してもらえるかもしれません。知人の紹介で出会う時点で互いに恋愛関係は意識していますから、職場で出会うよりは結婚まで話が早く進むのではないでしょうか。
また友人のお墨付きですから、良い人と巡り合える確率も高いでしょう。ただ、人脈を頼りにお願いすることになりますので、出会いの数はかなり狭まってしまいます。
婚活サイト・婚活パーティーで積極的に出会う
出会いの場としてポピュラーになってきたインターネットを用いた婚活。いまだに「抵抗がある…」という方もいるかもしれませんが、どうしても出会いたいとなれば使わない手はありません。
まず婚活サイトでは女性はあまりお金がかからないので手軽に始めることができます。サイトの狙いがそれぞれで違うため、恋活やパパ活寄りのサイトではないか見極めることが重要です。
婚活サイトとしてオススメしたいのはwith!公務員の方も多く登録しており、婚活サイトとしてはとても良心的であるといえます。最初はサイト内のメッセージでやりとりをするためプライバシーも守られますし、失礼なメッセージが飛んでくることもありません。
「本当に会えるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者はwithを通じて実際に人と会い、楽しい時間を過ごすことができました。
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婚活パーティも主流になってきましたね。こちらは婚活サイトに比べてコストはかかりますが、実際に会って話をする機会があるため、より結婚相手をみつけやすいのではないでしょうか。
現在は職種を限定した婚活パーティも開催されているため、一極集中で相手探しができるのも特徴です。
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運命的な出会いを果たし、友人を経て恋愛関係になっていくだけが恋愛ではありません。相性が合えばそこに関係を育む時間の長さは関係ないのです。
ぜひ自分から一歩踏み出してみましょう!素敵な出会いがあなたを待っているはずです。
公務員が求める女性像とは?
清楚な女性
公務員だけでなく、やはり清楚な女性は好印象を持たれやすいです。公務員は職業柄派手な女性は好まない傾向にあると思いますから、清潔感や身だしなみには気を付け下品な印象を感じさせないようにしましょう。
ポイントとして色々ありますが、まずは髪の毛から。髪は女の命です。無理に染めたりパーマをかけるよりは地毛をお手入れして清潔感を演出するとよいでしょう。日ごろからヘアオイルをつけておくだけでも違いますよ。
次は肌。化粧で誤魔化しても近くで見た時に肌の荒れは気になってしまいます。肌が荒れていては化粧乗りも悪くなり悪循環です。自身の肌質にあったお手入れをして思わず触りたくなる肌を手に入れましょう!
最後にメイクです。ナチュラルメイクを心がけ、カラーコンタクトやつけまつげなどの過度なメイクは控えましょう。下地にお金をかけることでより清楚感を出すことができます。
以上になりますが、清楚な女性は「お金のかからない女性」に見えやすいのも利点です。もちろんこれだけ真剣に美容へ投資をするとなるとお金はかかってしまうのですが、清楚感を演出しておけば「この人は浪費癖がなさそうだ」という好印象を与えることができます。
恋人にできたらこっちのものです。頑張りましょう!
仕事の疲れをいやしてくれる人
真面目な性格もさることながらストレスが多い仕事のため、疲弊した分家庭ではくつろがせてほしい…と思う公務員男性が多いと思われます。その時に献身的にメンタルケアをしてくれる女性はポイントが高いといえるでしょう。
「よく頑張ったね」「お疲れ様」と声をかけ、いつでも笑顔で接してくれる存在が家にいるだけで頑張れるというものです。この対応を毎日するのにはやはり忍耐や愛情深さが必要になってきますから、「私だって頑張っているのに!」とイライラしてしまう人には難しいかもしれません。
社交的な人
大きな組織の中で働いている公務員、協調性が求められる分仕事場の人間関係には気を使わなければなりません。つまり、自身も夫の職場の人とコミュニケーションを取る機会が増えるということです。
その時に人見知りをしてしまっていては夫の顔を立てることができないですよね。
なるべく自然体で、あいさつを積極的に行うことからはじめましょう。無理に自分の話はしなくてもよいので、聞き上手になれると相手に好印象を与えることができますよ。
出会いを見つけるうちに話を聞くことは得意になっていくと思いますから、どんどん社交的な女性になっていきましょう!
共働きが当たり前?仕事と家事の両立はできるの?
公務員は収入は安定しているものの、極端に多いというわけではないため共働きの選択を求められる場合があります。ただ、地方公務員以外の職業は転勤も多いため、女性側が正社員として働くのは難しいでしょう。
仕事に加えて家事や育児をこなさなければならなくなるため、本当のプライベートな時間を取ることは諦めなければなりません。
しかし育児休暇は取ることができるため、その間だけは夫婦で協力することが可能になります。ただ残業が多いですから、日常的に手伝ってくれるかといえば難しいですね。
夫婦でよく話し合いをし、折り合いをつけていくことが必要になってきそうです。
まとめ
どうでしたか?結婚生活は幸せばかりではなく、時には苦労も背負っていかなくてはなりません。それは公務員の男性だけでなく、すべての出会いに言えることです。
この記事を参考にして、良い相手と出会えることを祈っています。頑張ってください!