婚活サイトで出会った相手と交際へ発展させるのは3回目のデートが重要といわれています。
それは、メッセージのやり取りを経た上で「会ってみたい」と思うのが1回目のデートで、1回目のデートを受けて仲を深めるのが2回目だからです。
婚活中に出会った二人であれば、いつまでもあいまいな関係を続けるのは得策ではありません。2回のデートを通して「この人となら真剣に交際していける」と判断できるはずです。
多少の個人差はあるでしょうが、あまり長くあいまいな関係を続けていては「結婚の意思がない」と判断されてしまうでしょう。3回目のデートを成功させることができれば、真剣な交際に向けて自信を持つことができるでしょう。
3回目のデートは多くの男女が重視している
婚活に関する調査によれば、およそ50%の男女が「3回目のデートは告白のタイミングだ」と考えているそうです。
「3回もデートができるというのは好意がなければ無理だろう」とか「二人きりでも気まずくないことが3回のデートで確信できる」といった回答が見られ、告白する側もある程度自信を持てるようですね。
「3回デートしたら告白する(される)べき」というわけではありませんが、重要なタイミングであるという証拠とはいえそうです。
じっくりと時間をかけて二人の仲を深めていく、というのは婚活では一般的ではありません。多くの利用者がいつまでに結婚したいという目標を持っているほか、多かれ少なかれデートをする相手に対して結婚を意識している間柄だからです。
結婚相談所の大手では、お見合い後のお試し交際期間を3ヶ月と決めています。その間に真剣に交際するかどうか決断しなければいけないのです。
「恋愛したい」ではなく、「結婚したい」と考えて婚活しているのですから、これは当然のことといえます。
婚活で出会った男女の多くが半年から1年くらいで結婚することを考えると3回目のデートで交際を決断することは適度なタイミングです。
婚活サイトでの1回目のデートのコツはこちら↓
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どうすれば3回目デートが成功するか
二人で楽しめることが重要
結婚したらずっと一緒に暮らすわけですから、「この人と一緒にいると楽しい」と思えることがとても重要です。自分優先や、相手に無理に合わせたデートではなく、一緒に楽しめるデートを心がけてください。
過去2回のデートのような手探り状態から一歩前進した、二人の満足度が高いデートにしたいものです。
「実際結婚した後の二人の姿」も想像するはずですので、「この人とならやっていけるかも!」と確信できるようにするためにも、自己中心的なデートは避けましょう。
結婚への意思をアピールする
真剣に婚活をしている人からすれば、結婚する気がない相手といくらデートしても時間のムダです。デートを通して結婚の意思をしっかりと伝えることも必要でしょう。
最初のデートでいきなり「結婚を前提に・・・」なんて言ったら「まだお互いのことをよくわからないのにそんなこと言えるのか?」と思われてしまいますが、3回もデートをしていれば大丈夫です。
告白の時に「結婚を前提に」という文言を含めるのは当然ですが、そのための布石として結婚の話題を会話にさりげなく混ぜて、相手に意識してもらうのも有効な手段です。
長めのデートは本音が見える!?
2回のデートである程度「二人でいても会話がつまったり気まずい空気にならない」ということがわかっていますので、朝から晩まで一緒に過ごすくらいのデートをするのもオススメです。
二人でいることに緊張がいらなくなっている頃ですから、素の姿を見せ合うことができるでしょう。
NGなのは映画。長時間のデートで映画を観に行くというプランは“ありがち”なコースですが、映画を観ている間は会話ができませんから、あまりオススメしません。
二人でゆっくり話せて、リラックスできる空間で時間を過ごすのがポイントです。
ショッピングは疑似新婚生活が楽しめる
ショッピングを楽しむデートは新婚生活の気分が味わえるほか、金銭感覚の確認やちょっとしたプレゼントをする口実にもなるのでオススメです。
家具のウィンドウショッピングなんかは二人の新生活を意識できるでしょうし、スーパーで食材を買い込んで一緒に料理するのも楽しいでしょう。
共通の趣味があればそれに関係するショッピングをすると盛り上がること間違いなしです。
思い切って攻めてみる
男女の関係に奥手な方がいますが、婚活では少し大胆に行った方がいいでしょう。もちろん、いきなり肉体関係を結べというわけではないですよ(笑)
3回のデートでお互いに興味があることは間違いありません。婚活をして出会った以上、関係を進めることはまったく問題ないのです。
真剣にお付き合いを考えているなら、おしゃべりして食事してバイバイ、というのは最初のデートだけで十分。3回目ともなれば多少のスキンシップをするべきです。
例えば「手をつなぐ」というスキンシップはやり過ぎにならずに好意を伝えられる、ちょうどいい攻め方です。
いきなり腰に手を回したり、頭を撫でたりするのは人によって不快に思うかもしれませんが、好意を持っている相手と手をつなぐ程度であれば、ハードルも低くオススメです。
自然と距離も縮まるので、ぐっとお互いの存在を意識できることでしょう。
1、2回目と違ったデートにする
お茶を飲んだり、食事をするデートは無難ですが、3回とも同じパターンではさすがに飽きてしまいます。
「この人とのデートはいつも同じだな」と思われるのはマイナスでしかありません。男女の付き合いでマンネリは避けるべきです。たった3回のデートでマンネリを感じられては結婚相手としてやりきれませんね(笑)
お互いの距離を縮められるような有名なデートスポットなどに行ってみるのは有効な手段のひとつです。周囲のカップルによって甘い空気ができていますから、自然と意識してしまうでしょう。
ただし、終電を無視してホテルに誘ったり、泊りがけのデートに誘うのはやめておいた方がいいでしょう。さすがに婚活で会った二人とはいえ節度は守るべきです。
ちょっとした贈り物が効く!
「初めてデートしてから◯ヶ月」などと記念日を口実にしたり、「前回のデートで欲しいと言っていたから」とか「この前のお礼」など、何かしら理由をつけて贈り物をしてみるとデートに弾みがつきます。
ポイントは“ちょっとしたもの”であることです。いきなり何十万円もするようなものは重いので、高くても数千円程度の小物類がいいでしょう。
お相手の趣味や、欲しいものなどを2回のデートでしっかりリサーチしておくことが成功の秘訣です。
あなたのクセ、大丈夫?
人間誰しもちょっとしたクセがあります。大半は気にならないものですが、中には一発で幻滅されてしまうものや、長時間一緒にいるとだんだん気になってくるものがあります。
自分の日頃の行動を考えてみて、相手が不快にならないかどうか点検してみましょう。
例えば、手持ち無沙汰の時についスマホをいじってしまう人は、デートしている時にすると退屈なサインと取られてしまいます。腕時計を頻繁に見てしまう人は「早く帰りたいのか?」と思われても仕方ないでしょう。
注意すべきなのは食事中のクセです。音を立てて食べる行為は多くの人が不快に思うもの。まだ一緒に食事をしていない場合は注意してください。
最低限のマナーはネットなどで確認して、自分のクセがマナー違反になっていないかチェックしてみましょう。
クセは自分ではよくわからないものです。家族や友人に聞いてみるとわかることもあります。
極端な話、恋人がいきなり鼻をほじったら結婚なんて考えは吹き飛びますよね(笑)しかし気が緩んでくるとクセは自然と出てしまうもの。
もしそういった“一発アウト”なクセを持っているならこの機会に矯正してしまうといいでしょう。
結婚に求めていることを話す
婚活において正式に交際する場合、その先には結婚という明確なゴールがありますから、お互いが結婚に何を求めているか、ちゃんと話した方がいいでしょう。
例えば、「子供が絶対に欲しい!」という人と「子供は絶対にいらない!」という人は結婚が難しいでしょう。しかし、「◯◯に住みたい」というくらいの意見であれば折衷案を提示して歩み寄れる可能性があります。
こうした会話が一度もないのに「結婚を前提としたお付き合いがしたい」と言うと、後から「そんなこと聞いてない」とトラブルになってしまうことも。自分が結婚に求めていることは、避けて通れない話題なのです。
よくお互いの意見で食い違うのは「子供(いつ作るか、いらないかなど)」、「家族形態(核家族、二世帯住宅など)」、「働き方(共働き、専業主婦など)」といったものが挙げられます。
お互いうまく行っているなと思っている時にこうした話をするのは関係を壊してしまいそうで話しにくいかもしれませんが、むしろ結婚を真剣に考えているからこそ話題にしなければいけないのです。
1、2回目のデートではお互いのことを知ることのウェートが大きいですから、このような話はできませんが、3回目ならばできるはずです。
これだけは避けたいデート中のNG例
自分の好意を一切口に出さない
シャイな人がやりがちなのですが、「婚活で出会っているんだから、わざわざ言わなくてもわかるでしょ」という考えはやめましょう。
婚活サイトでは“暇つぶし”や“冷やかし”、“不倫目的”のような悪質な利用者のケースもあるので、自分の「好き」という気持ちを口に出さないのは相手を不安にさせるだけです。
ましてや“友達以上恋人未満”な関係などは婚活においてお呼びでないのです。
他人をけなしたり、仕事のグチは避ける
会話の組み立て方として、誰かをイジってみたり、けなしたりすることで盛り上げようとする人がいます。この“誰か”は有名人だったり、店員さんだったり、道を行く赤の他人だったりします。
本人は芸人の仲間イジリみたいなテンションなのでしょうが、不快に思う人も多いのでやめましょう。
また、男性に多いのが仕事の “頑張っているアピール”がグチになってしまうこと。
「サービス残業が当たり前のブラックでさ~」とか「上司が全然できないヤツでフォローが大変なんだよ」といった話は、最悪「大変だね」で終わってしまいます。
せっかくの楽しいデートにネガティブな要素を自分から作ることはありません。
仕事が大変な時に話を聞いてくれるパートナーは結婚後の生活で大切かもしれませんが、まだその段階でもないのにいきなりウジウジと文句を言われては、「この先が思いやられるな」と思われてしまいます。
食の不一致に注意!
性格の不一致は結婚における重大なネガティブ要素ですが、実は食の不一致もチェックポイントとして存在感を増しています。
結婚したら同じ献立を食べる機会が多いので、食の好みがまったく違うと少しずつ不満が溜まっていき、最終的に離婚理由にまでなってしまうそうです。
食べ物の好き嫌いは仕方のないものですので、これはお互いに気をつけてあげればいいことです。
3回目のデートで気をつけたいのは、相手が嫌いな食べ物を食べさせてしまうこと。例えば魚介類が苦手な人にシーフードレストランに連れて行ったら嫌がらせでしかないですよね(笑)
こうしたことも、それまでのデートでしっかりリサーチしておきたいものです。
徹底的なベジタリアンとお肉大好きな人が結婚するのは難しいかもしれませんが、多くの食の不一致はちょっとした気遣いで離婚理由まで発展させないようにできます。
しかしそれもお互いにしっかりと話し合うことが不可欠。たかが食事と軽視せず、ちゃんと話をしましょうね。
過密スケジュールを組む
最高の思い出を作ろうと緻密な計画を立てて張り切る人がいますが、分刻みのスケジュールや、相手の前日や次の日を考慮しないと、せっかくの計画が台無しです。
例えば、1日に何十箇所も名所を回るようなコースや、夜勤明けの相手が朝から晩までデートするのは大変でしょう。
何も考えずなんとなくデートするよりも意気込みは買いますが、3回目のデートで求められているのは「お互いの気持ちを確認し、結婚へのステップアップをすること」です。
忙しいデートになってはそのミッションがおろそかになってしまい、最悪フラれる原因になってしまうでしょう。
高額な贈り物をプレゼントする
上で“ちょっとした贈り物”の項でも書きましたが、高額なプレゼントは重いです。
あくまでまだ“真剣な交際の前段階”なのです。結婚を意識している二人とはいえ、将来を約束しているところまで行っていないのに、高価なものをもらうと好感よりも「困ったな」が先に来てしまうかもしれません。
特に誕生日やクリスマスなどと被った時に奮発してしまうケースがありますが、逆効果になる可能性が高いので避けてください。
決めつけの好意にご注意
3回のデートができることは好意の証拠といえますが、なかには断ることが苦手な八方美人の可能性もあります。
あなただけが盛り上がっていないか、相手のこともしっかり見てあげてください。「3回もデートしたのだから、相手も好きに違いない」という決めつけはいけません。
いくらあなたが「あなたのことが大好き。あなた以外に結婚する相手はいない」と確信していても、相手にその気がなければ意味がないのです。
「3回もデートしているんだから、私のこと好きなんだよね?」というような決めつけた確認はNG。気の弱い人だったら「違う」とは言いにくいですし、好きになりかけていた人であっても、そうした物言いにカチンとくるケースがあります。
肉体関係になる
相手に断られるのを恐れるがあまり既成事実を作って逃げ道を防ごうという考えを持つ人がいますが、これはスマートな手段ではありません。
一番手っ取り早いのが肉体関係を持つこと、と考えている男性もいますが、卑怯以外の何者でもありません。
デートが楽しくて終電を過ぎてしまった・・・なんてことは可能性としてゼロではありませんが、わざと終電を逃すように画策するのはやめましょう。終電がないことを理由にホテルに誘うなどはもってのほかです。
婚活中のデートでの告白を成功せるコツはこちら↓
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まとめ
3回目のデートが重要であること、それを成功させるコツ、NGなことをご紹介いたしました。
3回目のデートが成功したのなら、そのまま告白をすることを考えてもいいでしょう。むしろ相手によってはそれを待っているかもしれません。
告白は勇気がいることですが、告白して真剣な交際を経なければ結婚という幸せまで進めません。
是非、ステキなデートを成功させて告白OKの返事をもらってくださいね!