結婚相手の収入は多いほど安心できるもの。ニュースを見ると不景気は終わったとかいう意見もあるようですが、あまり景気がいいようにも感じません。
先行きが不透明というのが大体の人の意見ではないでしょうか。だからこそ年収1000万円以上の男性と結婚したい!と考えることも自然なことと言えます。
今回は1000万プレイヤーと呼ばれる男性と結婚するために役立つ情報を提供したいと思います。
男性の平均年収のおさらい
最初にサラリーマン男性全体の平均年収を見てみましょう。国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(H27年)」によると、平均年収は以下の通りです。
- 20~24歳→271万円
- 25~29歳→383万円
- 30~34歳→451万円
- 35~39歳→510万円
次に婚活女子が結婚相手に求める年収を調べてみます。
明治安田生活福祉研究所が実施した「第7回 結婚・出産に関する調査(H25年)」によると、未婚女性が男性にもとめている最低年収は以下の通り。
- 1位→400万円~500万円未満(20代の31.1%、30代の34.8%)
- 2位→300万円~400万円未満(20代の25.9%、30代の22.5%)
こうやって並べてみると女性側も現実を見据えて“高望み”していないように見えますね。では「年収1000万円以上」を希望する女性はどうなっているかというと、20代で1.4%、30代ではなんと0%でした!20代の間は “若さ”という武器に任せて「もしかしたら」を狙う方がいるのかもしれませんね。
年収1000万円の手取り額はどうなっているのか?
一口に「年収1000万円」といっても、この金額を丸々自由に使えるわけではありません。ご存知のように税金や社会保障費を支払わなければなりません。
就業形態や、個々人の非課税項目(扶養の有無、医療費、生命保険)による控除もあるので、手取り額は一概に言えない部分があります。しかし大まかに計算してみると年収1000万円の場合、手取り700万円くらいになります。月収にしておよそ58万円といったところでしょうか。
月収58万円という数字は少ない額とは言いませんが、お金の心配なく好き勝手できるほどではないですね。年収1000万円の男性でも浪費癖やお金のかかる趣味を持っていたりすると、豊かな生活が送れない可能性すらあります。
婚活をする時に気をつけなければならないのは「年収1000万」というブランドに惑わされないということです。男性の趣味や経済観念などに注意して散財する人かどうかを判断しましょう。下手すると年収500万円の男性の方がまともな生活ができるケースもあるわけです。
1000万円以上稼いでいる男性はどれくらいいる?
国税庁が行っている「民間給与実態統計調査(H27年)」によると、給与所得者4556万人のうち1000万円以上の年収をマークしている人は172万人しかいません。割合に直せば給与所得者全体の3.8%です。しかもこれは男女合計の数字です。これでは婚活女子が現実を見たくなるのも無理ありません。
ここで見方を変えて、婚活をしている1000万円プレイヤーはどれほどいるのか見てみましょう。
「PARTY☆PARTY」を運営しているIBJが、主催した婚活パーティーに参加した男性を対象に調査したことがあります。
その中の平均年収を聞いた項目を見ると、1000万円以上と回答した男性は8.4%いました。男性が10人いる婚活パーティーであれば1人いても不思議ではない数字になります。どうでしょうか。こうなると最初から諦めることもないのではと思えませんか?
年収1000万円以上が期待できる職業
外資系
日本では成果報酬よりも年功序列が重んじられる会社がまだまだ多いのが実情です。
しかし外資系であれば若いうちに年収1000万円を達成している人も少なくありません。外資系は年齢よりも成果・実力に報酬を出す考え方が一般的なので、優秀な人であれば1000万円以上を狙えるのです。また、年収だけでなくその他の待遇面でも期待できそうですね。
医者
高額報酬といえば医者。1000万円以上のクラスがゴロゴロしているようです。医師国家試験の合格者は年に5000人以上いるそうです。
つまり1000万プレイヤー候補が毎年大量に誕生しているというわけです。競争率は高いけれども、あとからどんどん生まれてくるということは自分にもチャンスが、と考える女性もいることでしょう。
ただ、医者は職場でたくさんの女性に囲まれています(看護師や事務職員は女性が多い)。当然、職場恋愛も多くライバルは多そうです。
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起業家・投資家
ネット社会になり、比較的若い起業家や投資家が増えてきました。そのなかには年収1000万円以上稼ぐ“やり手”も珍しくないようです。
例えば自宅のパソコンを用いたデイトレーダー。才能があれば若くして年収1000万円も可能です。また、ベンチャー企業の社長を見ると若い方が非常に目立ちます。彼らのなかにも年収1000万円以上稼いでいる人は多くいることでしょう。
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プロスポーツ選手
有名な選手であれば1000万円どころか億を狙えてしまうプロスポーツ選手。プロ野球選手は平均で3000万円くらいの報酬をもらっているそうです。しかし高額な報酬を得ている選手となると競争率はかなり高そうですね。
以上あげてきた職業を見てみると、実力に左右されるケースが多いことに気づきます。本人の才覚によって1000万円以上稼ぐということは、結果を出せなければ平均以下の年収になってしまう可能性もあるということです。
最後にあげたプロスポーツ選手などは、その最たるものでしょう。
結婚という長期的視点から考えると、今1000万円稼げているから安泰だとは限らないということは覚えておきましょう。
年収1000万円の男性と結婚する方法
結婚相談所で高額年収の男性にアプローチして成功するには、女性側にも相応のスペックが要求されます。なぜならば、初回はお見合いなので、事前に渡されるお互いのスペックが大きな指標になるからです。
しかし、婚活サイトならくだけたプロフィールや、日記や写真、各種コメントなどを見ることでスペック以外の要素(大切にしていることや人間性、友人関係、人生観など)も知ることができます。日記に対して「いいね」してみたり、コメントを残してみたりすることでアプローチを強めていくこともできます。
このように婚活サイトは徐々に仲良くなっていくということが可能です。信頼関係を構築してから実際にデートできれば安心感もあるし、うまくいく確率も高まるでしょう。こうしたメリットが婚活サイト利用者に支持される理由となっています。
単純なスペックだけで判断されないということは、なかなか出会えない年収1000万円以上の男性と通常の出会いに近い形で仲良くなっていけるということでもあります。
うまくアプローチできれば高額な結婚相談所より、無料でいつでも始められるネット婚活の方が年収1000万円以上の男性とスムーズに仲良くなれるかもしれません。
婚活サイトは無料で始められるので、気軽に登録してみるといいでしょう。
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年収1000万円の男性の結婚相手はどんな人?
年収1000万円の結婚相手①華やかさがある
年収1000万円オーバーの仕事をしていると多くの場合、パーティーや懇親会など、人付き合いも増える傾向にあります。そしてそういった場には夫婦で行くケースも少なくありません。
フォーマルな席に一緒に出られるようなマナーをわきまえている女性が望ましいことは当然と言えるでしょう。さらに場の空気を和らげてくれる女性的な華やかさのある奥さんであれば、旦那さんにとっては人脈を高めてくれる存在として期待されそうです。
年収1000万円の結婚相手②働いている
結婚してセレブの仲間入りをしたら、専業主婦としてゆったり家庭を守っていく。そんな考えは意外と少数派です。
「相手の収入に関係なく、自分のものは自分で」とか「仕事を続けることで社会的にも認められる」といった意見を持っているようです。たとえ会社でフルタイムの仕事ができなくても、カルチャー系講師の仕事や家庭でできる簡単な事業を立ち上げるような女性もいます。
高収入の男性に寄りかからず、自立心を持っていて尊敬のできる相手が好印象を集めているようですね。
年収1000万円の結婚相手③食事の栄養管理ができる
高収入の男性は身体という資本を大事にします。したがって健康意識も高いのです。
昔から「男性の胃袋を掴め」と言いますが、年収1000万円以上の男性の場合は単純においしいだけではなく、栄養バランスにも配慮できて初めて掴むことができるのですね。
忙しい男性のためにおいしくヘルシーな料理を手早く作れると、さらにポイントが高いでしょう。
年収1000万円の結婚相手④お金に計画性を持てる
年収が1000万円というと、かなりお金に余裕があるように感じてしまいがち。しかし、実は1000万オーバーから税率も跳ね上がるため、本当に余裕が出て裕福に暮らせるのは年収3000万円以上と言われています。
国にとっても年収1000万円はひとつの区切りになっており、補助金や各種手当てが受けられなくなるラインとして設定されています。ですから年収1000万円を少し越えたくらいの家庭は油断して無駄遣いをしているとお金に苦しむ恐れがあります。
計画的にお金を管理し、“締めるところは締める”やりくり上手が求められるのです。
年収1000万円の結婚相手⑤仕事に対して理解がある
年収が高いほどそれに見合った仕事をしています。つまり、かなりの激務である可能性が高いのです。休日に会社からの電話があったり、急遽出勤することは珍しくありません。
「約束したのに」「どうせまた仕事なんでしょ」「仕事の方が大事なんだ」などと言われてしまってはモチベーションも下がるばかり。
「無理しないで」といった言葉をかけてあげたり、駅まで車で送ってあげたりして男性を気遣ってあげられれば、男性も家族のためにがんばろうという気になるものです。
年収1000万円の男性と結婚する際の注意点
お金目当てと思われないようにする
年収の高い男性は、近づいてくる女性がお金目当てだと好感を持てません。女性が体目当ての男性に対して持つ嫌悪感に近いものを感じるようです。
例えば体目当ての男性がいたら、女性は「飽きられたらそこで捨てられるかもしれない」とか「さらに魅力的な女性がいたらそっちに行ってしまうかも」と考えますよね。
お金目当ての女だと思われてしまうと、男性は「収入が下がったら別れるのか?」とか「もっと高収入の男がいたらそっちに行くのか?」と考えてしまうのです。
婚活では相手の収入も非常に重要なポイントになるものですが、そこばかり気にしてしまうとせっかくのチャンスを潰してしまう可能性があるので注意しましょう。
収入以外をほめる
上で男性の「年収」を女性の「体」と同列に扱いましたが、ここでも同じ例えを使って説明しましょう。収入の高さをほめられて悪い気がする男性はいないでしょう。それは自分の努力の結果が収入だからです。女性も外見をほめられれば嬉しいものです。
しかしそれだけしかほめてもらえなかったらどうでしょうか。収入や外見は“自分”を構成する重要な要素ですが、それだけが“自分”のすべてであるはずがありません。
外見の美しさはいつか色あせてしまうものです。同様に年収というものも常にキープできる保証はありません。どちらもケガや病気、そして時の経過によって変化を余儀なくされるものなのです。だから、それだけをほめていると、「自分にはそれしか価値がないのか」と取られかねないし、その価値が普遍でない限り賞賛は薄っぺらなものになってしまうのです。
ではどのようにほめればいいのでしょう。例えばこういう言い方はどうでしょうか。
「お若いのに年収が1000万円以上ってすごいですね。きっとお仕事に誠実だからなんでしょうね。一生懸命な人って尊敬しちゃいます」
年収をほめるだけでなく、内面に踏み込みつつ興味があることをアピールしています。このように男性に対してひとりの人間として魅力を感じていることを伝えられれば、男性も“自分”というものを理解しようとしてくれる女性を悪く思わないでしょう。人間は理解者を求めています。こうしたスタンスは好感を持つきっかけになりやすいでしょう。
将来的な1000万プレイヤーを狙うという手も
年収1000万円の男性となかなか出会うことができず、もしいても他のライバルに取られてばかり、という方は将来性からお相手を探すというのもひとつの方法です。
今現在1000万円稼ぐことができていなくても、結婚後にそうなってくれれば問題ないわけです。
DODAの行った調査によると、30代で年収1000万円稼いでいる男性は1.5%しかいませんが、50代では19.7%の方が1000万円の報酬を得ています。こうした長い目で考えれば、選択肢はぐっと増えることでしょう。
この場合、男性の将来性を判断するためにもどんな業界にいるのか、勤めている会社はどれくらいのレベルなのかといったチェックが重要でしょう。
例えば転職情報などを見れば、会社のモデル年収などが載っており目安にできます。書かれているモデル年収を鵜呑みにすることは危険ですが、管理職などでも1000万円に届いていないのであれば、そこに勤めている男性がそれ以上稼ぐことは難しいでしょう。
もし男性に才能や高い能力があるなら転職してキャリアアップしてもらうのも手です。その場合は女性がしっかり支えてあげる必要がありますし、夫を導けるだけの知識や手腕が求められるでしょう。
漠然と年収1000万円の男性と結婚したいと思っても叶うことはありません。女性にも相応の行動が必要だということは間違いなさそうです。