夫婦の浮気を許す方法とメリットとは?浮気を許すならするべきこと

結婚生活において、浮気は最大のトラブルと言っても過言ではありません。しかし、長年同じパートナーと連れ添っていると、周囲の誘惑に気が取られてしまうのも事実です。

そのような中でもしパートナーが浮気をしたら、あなたは相手を許すことができますか?今回の記事を参考にしながら実際に現場を想像し、あなたなりの判断を下してみましょう。

浮気を許すメリット

トラブルを乗り越えてお互いの関係が良好になる

浮気を乗り越え仲良くなった夫婦

裏切られた相手に対して、素直に「許す」というのは難しいと思います。しかし、相手が心から反省し、再び関係をやり直したいと求めてきた時に、相手のことを信じて「許す」ことができると、二人の関係性はより強固なものになるはずです。

もちろん、許したところで相手のことをすぐに信じることはできないと思いますが、その後の相手の行動を見ていくうちに、誠意や反省が伝わってくるでしょう。

お互いをより意識して生活することで、今まで見えてこなかった相手の良さが見えてくるかもしれません。

また、一度許したらその後は浮気に対して文句を言ってはいけません。相手を責めたくなる気持ちは分かりますが、浮気のことを思い返すような行動を取っていては、関係は進展しないままです。

グッと堪え、時間をかけて関係を修復していってくださいね。

自身の欠点を改善できる

パートナーの浮気を許すことで自分の欠点を治せる

浮気をした人間が悪いのは間違いありませんが、浮気の原因はあなたにもあるかもしれません。そもそもあなたに対してマイナスの感情が無ければ、他の異性と遊ぶことはまず考えられないことですからね。

浮気が発覚してすぐは感情的になりやすいので、一旦冷静になってから自身の行動を振り返っていきましょう。

相手に対して過剰な束縛をしたり、過保護になりすぎたり……自分がされたらいやなことを相手に押し付けてはいませんでしたか?また、あなたの異性としての魅力や、金銭関係、生活環境の違いなどにおいて、相手はうんざりしていた可能性はないですか?

お互いに相手に対して指摘できない関係性になっていたことこそが、今後治していかなければならない課題です。浮気という事実だけにとらわれず、その背景には何があったのかを考える機会にしましょう。

 離婚しなくて済む

浮気を許すことで離婚を防げる

結婚している以上、浮気によって離婚する場合様々なデメリットが発生します。生活が一気に変動しますし、浮気となれば訴訟を起こして浮気相手に法的手段を用いることもできます。

マイナスの方向へ目まぐるしく状況が変化していく中で、残るのは相手への恨みと山積みの問題……。相手を許すことができるのであれば、できる限りこの状況は避けたいですよね。

また、浮気をされたとしても相手への好意を消すのは容易ではありません。本当に好きな相手だからこそ浮気をされてショックだったはずですし、相手が自分の元に戻ってくる意思があるのであれば、離婚せずに関係を修復したいと思うでしょう。

繋がっていた糸を無理やり断ち切るのにはパワーが必要です。裏切られたショックで疲弊したあなたにとって、今ベストな選択は「相手を許す」ことではないでしょうか。

浮気を許す方法

第三者に相談する

友達に浮気を許すかどうか質問する

浮気をされた事実は自身の中で消化することは困難です。自分の中だけで解決しようとすると思考が偏ってしまい、話し合いも思うように進まず、結果的に悪い方向へ進んでしまいます。相手のことを許したいと思っていても、これではうまくいかないですよね。

以上のようなことにならないためにも、相手以外の第三者に話を聞いてもらいましょう。女性であれば話を聞いてもらうだけでもストレスが解消できますし、男性であれば客観的な意見を貰うことで思考の偏りを改善することができます。

悲しい出来事をため込んでおくのは、あなたの体にも良くありません。知り合いに相談しにくい場合は無料の電話相談を利用するのもオススメですよ。 

離婚をした際のデメリットを考える

浮気が原因で離婚した場合のデメリット

先ほども述べたように、浮気を許すことができないと離婚をすることになります。

あなたが一家の大黒柱で、資産も全てこちらに所有権がある場合は別ですが、大体は離婚によって生活状況は今より悪化するのではないでしょうか。

また、訴訟問題になった場合は弁護士費用が掛かりますし、相手との示談がすぐにまとまらない可能性もあります。

その間は相手と浮気について考えなければいけないため、ストレスによって体調を崩してしまうかもしれません。

また、子どもが居る場合は片親になることで子育てに支障がでないか考える必要があります。子どもを産む前に考えておくべきことですが、実際にその危機に直面しないと分からないこともたくさんありますからね。

しかし「子どもがかわいそうだから」という理由で離婚しないという選択はやめてください。浮気問題において子どもは一切関係ないですし、あなたと相手の争いに巻き込むべきではありません。

関係を続けるのか、それともう離婚をするのか……現実的な問題と向き合う気力が無いのであれば、別れ話はもう少し先でも良いのではないでしょうか。

浮気の原因と向き合う

浮気を許すために浮気の原因を考える

そもそも、相手はなぜ浮気をしたのか……もしかすると、原因はあなたにあるかもしれません。毎日の生活の中で相手の存在をないがしろにしていませんでしたか?

何かをしてもらっても感謝せず、些細なことで叱ってばかりでは、相手も結婚生活に嫌気がさしてしまいます。

浮気を肯定するわけではありませんが、あなた以外のどこかに逃げたくなるような気持にさせていたのであれば、相手を批判するだけでなく、自身の性格改善をする必要があります。

また、自分にも悪い部分があることが分かれば、相手の非も許しやすくなりますよ。

問題を重くとらえすぎない

浮気を許すために重く考えすぎない女性

大好きな人に浮気をされれば、裏切られたという事実によって自尊心がボロボロになります。

「男の浮気は文化」という言葉もありましたが、今では時代が変わり「男女ともども浮気は許されないもの」という風潮が強いです。

それだけ一生添い遂げると誓った相手に裏切られるということは、人生観が変わるほどもショックな出来事なのですね。

しかし、浮気が全くない結婚生活が幸せという訳でもありません。

「スキンシップの頻度が多く、うんざりする」

「セックスの相性が悪く、夜が来るのが嫌になる」

「1人でゆっくりしたいのに、すぐに帰宅するので憂鬱」

「結婚生活が長くなればなるほど、ただのおじさん(もしくはおばさん)といる気分だ」

「ギャンブルにハマっており、家事が全くできていない」

いくつか例を挙げてみましたが、実際には複数の問題点がある人間ばかりです。浮気を許すのは難しいですが、結婚生活には何かと問題がつきものであると考えると、少しは楽になるかもしれません。

「浮気は最悪だが、借金を隠していたとかではなくてよかった……」と前向きに考えることで、今後問題が発生した時も力を合わせて乗り越えていけるはず!

「二度目はない」と伝える

浮気を許すために次は許さないことを伝える

一度許してあげたからと言って、その後何度も浮気をされては困りますよね。そもそも浮気性であることが発覚した時点で離婚すべきですが、二度目の浮気以降は許さないということを肝に銘じておかなければなりません。

浮気をされたことがどれだけ悲しかったのか、そしてその気持ちを上回る程あなたのことを愛しているということを伝えた後に「二度目はないからね」と相手の目を見て言うと効果的です。

口約束が不安な場合は、公正証書を作成しても良いですね。時間が経つと昔の気持ちを忘れてしまいがちですから、文面で残しておくことでお互いに気を付けて生活できるようになるでしょう。 

傷を癒すには時間が必要

浮気を許すためにかかる時間

相手を許すために考え方を変えたとしても、心の傷まで修復することはできません。裏切られたショックを癒すためには何よりも「時間」が必要になります。

周囲からのアドバイスや自分自身を納得させるための行動を取ったとしても、時間という薬にかなうものはないのです。

人によって浮気の捉え方は様々ですが、時には傷を癒すために数年時間を要する人もいるでしょう。

渦中にいるときは「いつになったらこの苦しみが終わるの?」という気分になるかもしれませんが、いつか過去の出来事として決別できるはずです。

時間をかけて心の整理をすることで、その後発生するトラブルの対処もある程度容易になりますよ。

相手の良いところを探す

浮気をされると、相手のことが信じられなくなってしまいます。しかし、相手を許し関係を修復していくのであれば、浮気以外の部分で相手の長所を見つけてあげることが大切です。

人間はだれしも欠点があります。完璧な人間など存在しないのです。相手が二度と浮気をしないと違うのであれば、後は相手の良いところをたくさん見つけ、少しでも心の傷を癒すことに尽力しましょう。

今回を機に「浮気」の恐ろしさを共有する

浮気の恐怖

今回の浮気問題を基に、一瞬の過ちがどれだけリスクがあるのかを理解させる必要があります。離婚に至らなかったから良かったものの、法的に処罰を下す場合は、相手の異性の人生まで狂わせてしまう可能性があるのです。

恋人同士であればお互いの中で完結させられた問題ですが、婚姻関係である以上、そうはいかないということを肝に銘じておきましょう。

また、浮気をされた人間であったとしても、どのタイミングで浮気をしてしまうか分かりません。むしろ「浮気をされたから仕返しに」という軽い気持ちで浮気相手を作ってしまうこともあります。

誘いに乗りかけた時は浮気されたことでどれだけ苦しめられたかを思い出し、二度と同じ過ちは繰り返さないと胸に誓ってください。 

まとめ

浮気をされた側にとって、その事実を受け止めるのは簡単なことではありません。冷静に物事を考えることができず、感情的に判断を下してしまうことも少なくないのです。

しかし、結婚相手である以上、むやみに離婚を選択するのは賢明な判断とは言えません。お互いにとって、そして周囲にとって最善な選択は何か、よく考えながら相手と話し合いを進めていきましょう。

「許す」という選択は精神的な強さが必要になりますが、その苦しみを乗り越えた先に幸せが待っているはずです。頑張ってくださいね。

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